精子が無力な男のダークサイド不妊治療記

自分が精子無力症かつ乏精子症で妻は軽い子宮内膜症。妻には内緒でダークサイトに落ちた自分をさらけ出す。暗い内容ばっかりなので明るく朗らかに妊活したい人は見ないでください

体外受精2回目の判定

今回戻したのは初期胚をひとつ。 前回戻した胚盤胞よりもグレードのいいやつだったので、多少は期待していた。

判定日前日

妻「どうせダメだけど、クリニックでいきなり告知されとダメージが大きいので、先に知っておきたい。」
という希望で、初めてフライング検査をした。
自分はなんとなく陽性なんじゃないかと思っていた。

妻は自分が先に見るのが怖いので私に先に見てくれということで、私が先に見た。 ぱっと見、何にもない。何もなかった時の妻を想像すると気がおかしくなっちゃうかもしれないと焦って、じっくりと蛍光灯の下で見てみた。

超うすいけど、線が見えた。
それで妻に見えるというと、妻も目を開け、一緒に目を凝らしてみた。
半信半疑だった妻も見えるというので、二人で「やった!」と涙を流して喜んだ。

判定日当日

出かける前にもう一回太陽光にかざしてみたが、昨日なんとなく見えていたものが確認しづらくなっていた。
これで二人ともぬか喜びだったかもしれないと落胆しはじめ、クリニックへ向かった。

やはり結果は陰性だった。
とんだぬか喜びだった。
くやしかった。
あとで知ったがあれは蒸発線というやつらしく、陽性ではないということらしい。

残っている卵は初期胚一つとグレードの良くない胚盤胞が一つ。
先生から提案されたのが2段階移植という方法。
先に初期胚を戻し、数日後に胚盤胞を戻すという手法で、先に戻した初期胚が子宮を着床に良い環境に整えておくので後に戻す胚盤胞の着床率が上がるらしい。

他に言われたのが、

年齢因子があるため年々妊娠する確率が下がっていく。
なんだかんだ言って確率の問題になってくるので最終的に数の勝負。
何回くじをを引くかで決まる、くじ引きのようなもの。
少し休んでやるという方もいるが、それはくじを引くのを放棄していることになっている。精神的なものもあると思うのでそこは各々の判断にお任せするが。

とのこと。

まあ確かに年に1回しかやらない30歳と10回やる40歳じゃその1年でどっちが妊娠しているかといったら後者だろう。そして結局確率の問題だというのは頭ではわかっている。
僕の考えとしては先生の言うとおりだし、数こなすことがこの地獄から脱出する最短ルートだから数こなすしかないと思う。
ただやるのは妻だ。この後、妻がどう受け入れて進めていきたいと思うかはわからない。

自分が代わりにできればどれだけ良いだろう。
いくらでも注射も薬もやるのにできない。
自分のせいでこうなっているのに見ていることしかできない。

判定日までの妻の状態

判定日までの症状は、ネットで調べてみる限り本当に様々で、これがあれば確実!な症状はないように思います。
でもその症状に一喜一憂するのも確かです。なので記録としてここに残しておきたいと思います。

  • 移植日当日から判定日までずっと足の付け根が痛い。
  • 判定日の5日前くらいから血が出ていた。
  • 今にも生理がきそうな感覚だった。

後悔

フライング検査の時、ほとんど見えていなくてダメだと思った。
でもダメだったと妻に告げることができなかった。
自分で引導を渡すのが怖くて逃げてしまい、結果的にぬか喜びさせて絶望させてしまった。
そんな場面でも自分が大事なのが嫌になってくる。